ようこそ ! ヤマハソアリングクラブのHPへ (訓練・トピックス)

訓練の様子やトピックスを、写真と共に紹介しますIntroduce Flights & Topics

2023/03/11~12 室屋義秀氏が浜北滑空場で華麗なアクロバットを披露!!

浜松市三ヶ日町では、3/12(日)に「空飛ぶ三ヶ日グルメフェス」が開催されました。
これに先立ち、前日の11日(土)午後にアクロバットパイロットの室屋義秀氏が、ホームベースがある福島スカイパークよりエクストラ300Lで
浜北滑空場へ到着。室屋氏は、2017年度レッドブル・エアレースの年間総合優勝者です。
12日に三ケ日町でのエアショーを行った後、着陸前には華麗なアクロバットを披露してくれました!!
スモークを引きながらロール、背面、急上昇、ハンマーヘッドに背面フラットスピンなど、多彩なアクロで楽しませてくれました!
また着陸後には、お疲れにも拘わらずファンサービスで写真撮影やサイン会も快く引き受けて頂き、大変ありがとうございました!





ちゃっかり個別の記念写真撮影に、クラブジャンパーにサインも貰ってた! ちょっと羨ましい!

最後は遠州グライダークラブとヤマハソアリングクラブのメンバーで、ワイワイ・ガヤガヤの記念撮影!


この日は、フリーアナウンサーの「小林あずさ」さんもお見えになっていて、モーターグライダーで体験搭乗されました。
小林さんは、YouTubeチャンネル「天竜二俣塾」のトークアシスタントを務められています。
因みに、以前スズキの軽自動車アルトのCMに出演されていた女優さんでもあるそうですよ。
天竜二俣塾は、新規事業のアイデアやヒントとなる情報を発信されています。興味のある方はぜひ視聴してみてください。

2023/03/12 お昼からオーバーキャスト。でもなんとか粘って600m。

オーバーキャストの曇りでしたが弱いリフトは継続的にありました。こういう日は「粘りのサーマリング」が要求されます。
その中でも強そうなサーマルに三機が群れることも。旋回中の滑りに気を付けると共に他機警戒を怠りなく。 By HP管理人:古賀




『オーバーキャストで全く期待していませんでしたが、穏やかなリフトが豊富でした。20分ほどソアリングを楽しんだ後、ノーマルストールとターニングストールの練習。
さらにフォワードスリップの練習も。ラダー踏み込んで機首を振ってからエルロンを操作すること!
ところで今回も左旋回ばかり。離脱後、左旋回して訓練空域に入るから…?次は右旋回も練習します。』 By 竹之内さん

2023/03/11 今後、毎週土曜日はモーターグライダー訓練日として活動予定。

今後、毎週土曜日はモーターグライダー専用訓練日として活動することにしました。
但し参加者が組立・分解に必要な数集まり、且つ天候と風が許容範囲内のみとなります。
そしてこの日が最初の訓練日となりました。人数は8名、天気は晴れ、風も正対2mと全ての条件が揃いました。
各自、自分の訓練課目を実施しました。竹之内さんのナビトレで、久しぶりに浜名湖周遊のフライト。
巡航高度:2,000ft、速度:150Km/h (80knots) の非常に安定したフライトでした。👏👏👏 また景色も最高でした。




浜名湖周遊フライトの様子がYouTubからご覧頂けます。(画像をクリック)
  

2023/02/26 ピンポイントでブルーサーマルをヒットし、一気に1,750mへ!

また竹之内さんがやってくれました! 上昇気流を見つけ難い快晴の空でブルーサーマルでビッグフライトです。
各種気象データも今後のビッグフライトの参考になります! By HP管理人:古賀
『北西強風予報のため参加人数は少なめ。先発の何本かは5分ほどでランディング。練習日和か…?
12:35 北西4m/s、北向き発航(RWY01)でテイクオフ。離脱後、すぐにセンタリングを開始して南東に流しながらコンクリート工場で800mまで到達。サーマルが豊富なので少し移動してみようと西側へ渡る。しかし-4m/sを超えるシンクにハマり400mまで下がる。再び東へ渡り、梅園手前で700mまで回復。そのうちにプハッチが対岸で上げ始め、いつの間に見上げる高さへ。
こちらも負けじとプラスを探すがレベルをキープするのがやっと。このままではジリ貧なので思い切って対岸へ移動。川の中央付近の+1で回し始める。次第に+2、+3と強くなる。ここが勝負所と気合を入れて600mから一気に1750mへ。ここまでくると逆転層を突破したようで、空が青く澄み渡っていた。バリオはまだ+1を指している。もっと上がれる!
しかし、残念ながらここでタイムアップ。急いで降ろしにかかるがシンクを探すのに苦労した。』 By 竹之内さん






サーマル旋回の様子がYouTubからご覧頂けます。(画像をクリック)
  

2023/02/05 典型的なサーマル日和で終日ビッグフライト!

この日は朝10時位には風が凪始め、いつもより若干早めのフライトを開始。1発目から若干のプラスは感じるものの、沈下も大きく4分の場周。2発目は少し浮き始めて9分のフライト。上空も徐々に積雲系で覆われて来た!
で期待しつつ上がった3発目の吾妻さんのフライトでは、ウインチ上空でしっかりとしたプラスで浮き始めなんとか700mまで上昇。これで滑空場北東方向にある積雲に辿り着き、順調に雲底高度まで上がって1,200m! 単座機も滞空し、全員がビッグフライトを満喫出来たと思います。


Next   リベンジフライトで滞空できた竹之内さんのフライトリポートと航跡、及び迫力ある写真を提供して貰いました。


  『2月5日、2本目のフライトでビッグフライトができました!
離脱後は微妙なサーマルでジリ貧かと思われましたが、一定速度・一定バンクで丁寧に探っていくうちにようやく強いサーマルにヒット。一気に雲底付近まで上昇。
そこから雲伝いに北上してほとんど高度を失うことなく船明ダムへ。さらに東の小国神社へも到達することができました。
最高高度1300m、1時間のフライトでした。』 By 竹之内さん










Next   『北嶋です。幸運にも、良いコンディションの時に参加出来ました。
遠州の冬とは思えないポカポカ陽気のフライトを加藤教官のおかげで、楽しませていただきました。これからもよろしくお願いします。』 By 北嶋さん

         GPS付きウォッチでのログです。        加藤さんの逆進入。翼端保持者位置にビタ止め。

Next   HP管理人の古賀は、お昼からのウインチマン担当後、最終フライトで単座機に搭乗。
滑走路上空から消えつつあったクラウドストリートを心配しつつ離陸。ところが運良く、既にブルーになっていたウインチ上空でサーマルヒット!
「リダポン」でmax4.5m/secの強烈なサーマルを利用し一気に1,300mの雲低に到達。そこから残っていたクラウトストリートを辿って、東は新東名森町スマートインター、北の気田川に到着し本日最高の1,450m。そして西の都田ダムと凡そ70kmを周回してフライトを満喫しました。


添付2月5日の実況天気図のとおり、日本列島が弱い西高東低の気圧配置で、東海地方が高気圧前面にあり且つ等圧線が緩んでいる場合はビッグフライトの可能性大です。予想天気図を眺めて、この気圧配置が予想される場合はぜひフライトに参加しビッグフライトをエンジョイして下さい。

モーターグライダー組は、VORによるナビの特訓!

ピュアが滞空している一方、モーターグライダー組はVORによるナビ訓練を実施。林さん、岩田さんから奮闘記を頂きましたので掲載します。
コックピットの中で格闘している様子が、目に見えるようです。(^_^;)

Next   『MG(モーターグライダー)でVORのレクチャーを受けた。大島のVORに周波数を合わせ、受信機の動きを観察した。
教本では知っていたが動きを意識したのは初めてで、非常に勉強になった。当日は強いサーマルが発生しピュアグライダーにはビックデーだったが、MG練習生には歓迎されない。「高度一定、速度一定、方位一定」と格闘するが、サーマルがあざ笑う。
掛川上空でエンジンが止まったら? そもそも本当に掛川市? 油温はグリーン? 浜松レーダーが何か言ってる。 周辺トラフィックは? 高度、速度、方位、現在位置。VOR・・・もぐら叩きが終わらない。』 By 林さん
モグラだけにもぐら叩きが続いているようですが、頑張って下さい!  By HP管理人:古賀

Next   『2/5(Sun)、YSCさんに入会して初のモーターグライダー訓練がスタートしました。
私はピュアグライダーのライセンシーではありますが、リフトの制約を受けずに山岳地や平野を自由に飛びたいという欲求には勝てず、68歳という年齢を顧みずにモーターグライダーを始めました。 当初は短い期間でしたが、高山でシャイベ式SF-28Aタンデムファルケによる約14時間、20回の訓練を受けておりましたが、事情によりYSCさんにお世話になることに致しました。
YSCの機体はGrob G109B(JA2352)というサイドバイサイド機で、かつVORやADFも装備されており、より上級な仕様(つまりは覚える事もより多い)になっていました。』 By岩田さん
具体的且つ詳細なナビトレ奮闘記はPDFにしましたので、ぜひご覧下さい! By HP管理人:古賀 ⇒ 

2023/01/22 漸く2023年初フライトを実施。まずまずの飛行日和。

昨年12月かられまで「からっ風」と呼ばれる遠州特有の西からの強風が、モロにクロスウィンドとなり中止を余儀なくされていましたが、西風が若干弱まり漸く2023年の初フライトに漕ぎつけました。1発目は場周だったものの、2発目のフライトからは上がれそうなサーマルに遭遇。
最初は少し荒れたサーマルで、キレイに旋回してもなかなか高度が得られず、悪戦苦闘しながらも少しずつ上昇していくとサーマルが纏まって来て、なんとか820mまで上昇。
キレイに澄み渡った1月の遠州地方を一望できました。続く伊藤さんは更に高度を上げmax900m。まずまずの飛行日和になりました。

- 2022年の訓練、トピックス -

2022/11/06 静大ヒコーキ部員とHSR関係者が、体験飛行で秋晴れの空を満喫!

連日の秋晴れの中、静大ヒコーキ部員とHSR関係者に秋晴れの空を満喫してもらいました。
澄み渡った秋の空からは遥か遠くまで一望で見渡せ、初めての体験飛行を楽しんでいました。


また、林さんのナビゲーション+浜松レーダー&静岡レディオ交信トレーニングで、G109Bで静岡空港まで往復。
各管制機関と交信しながら正確に高度・針路を保って飛行することは、同時に幾つもの情報処理が要求されます。
最初は難しいですが、経験を積んで出来るようになりましょう。良いトレーニングでしたね!

2022/11/05 松本空港往復ナビゲーションフライト訓練レポート。

絶好の秋晴れが続く中、11/5~6 竹之内さんがナビゲーションフライト訓練で迫田教官と松本空港まで遠征。
11/5(土)の鳥人間コンテストの飛行体験終了後の午後3時半離陸。帰りも予定どおり翌朝11/6の朝10時半着陸しました。
ナビゲーションフライト詳細は添付PDFにアップしてありますので、ご覧下さい。
またフライトの様子もYouTubeにアップしてありますので、こちらも下記リンクよりぜひご覧下さい。

  間もなく松本盆地へ          無事松本空港へ着陸          空港の広いエプロン
 訓練レポートです! ⇒    
  帰路の11/6朝も良い天気       さあ~浜北に向けて出発です!

往復のフライトの様子はこちらのYouTubからご覧ください。(画像をクリック)
     
   浜北GPから松本空港へ     松本空港から浜北GPへ

2022/10/29~30 3年ぶりに「滑空競技大会in浜北」が開催されました。

週末の二日間、浜北滑空場に於いてサーマルソアリングの操縦技術を競う「滑空競技大会in浜北」が開催されました。
コロナを経て3年ぶりの開催でした。競技は離陸後25分以内での最高高度及び到達時間の早さを競いました。
離脱後、如何に早く上昇気流を見つけ、且つ上昇気流の中を如何に効率の良い操縦で高度を獲得するかがカギになります。
正に日頃の操縦訓練の成果が試される大会でした。今年の当クラブ選手陣は初級者が多かったということもあり、結果は奮いませんでしたが、
快晴・順風の空での大会を楽しんでくれたようで良かったと思います。大会結果は、以下のとおりです。
<団体の部>
 優勝: 愛知支部  2位: 静岡支部  3位: 岐阜支部  4位: ヤマハソアリングクラブ
<個人の部(敬称略、以下同)>
 優勝: 岐阜支部 酒井明修  2位: 愛知支部 松村芳昭  3位: 静岡支部 渥美建志  ブービー: 静岡支部 鈴木明
<特別賞>
 最高齢選手賞: 岐阜支部 佐藤峰雄   激励賞: 最も発航回数少選手(8発) ヤマハソアリングクラブ 北嶋拓郎

 朝の開会式              各支部4機が勢揃い          ピストは無線と記録で大忙し!

 順に次々と搭乗です!

                    北嶋さんが激励賞を受賞!(^.^)

2022/10/15 好天の下、ヤマハ発動機技術会体験搭乗会を開催!

過去天候に恵まれなかったこの体験搭乗会ですが、今年は素晴らしい好天の下、秋の空を存分に楽しんで貰えました。
参加者は事前に選択したグライダーもしくはモーターグライダーに順次搭乗、待機時間にはウインチ見学も実施しました。
以下は参加者からのコメント抜粋です。
・「動力ないのに飛んでる恐怖はあるものの、風を切る音だけの世界は鳥になった気分で上昇気流にあたると翼がコツコツ音を立てて旋回上昇するのは気持ちよかった。」
・「静かであること、は自然に溶け込むことになると感じました。」
・「こんな身近に乗れる飛行機があることに驚きです。こんな身近な飛行場にも驚きです。」
また技術者らしいコメントとして、下記もありました。
・「二輪の開発をしていますが、EVの良さは静粛性であり、EVで自然に溶け込む二輪車を考えたいと思いました。」

  午前組搭乗前のブリーフィング     YSCの三機が勢揃い          さっそくモーターから搭乗

  午後組搭乗前のブリーフィング     コックピットと縛帯の付け方指導    曳航用TOSTウインチの見学

2022/10/ 2 林さん、初オリオン(高性能単座機DISCUS)フライト達成!

この日は快晴且つ正対風2m前後の安定した気象条件のもと、林さんは教官2名のチェックライドを無事パスし、高性能単座機DISCUSによる
初フライトを達成されました! 浜北滑空場での初ウインチソロから1年ちょっとでの単座機移行、ほんとにおめでとうございます!
- 以下にご本人からのコメントを紹介します。 -
『オリオン搭乗を達成できました。皆様有難う御座いました。せっかくの性能を無駄にしないよう「少しでも滑空場から離れる。」
 を実践していきたいと思います。』 by 林さん
複座機によるチェックライドにソロ、及び2発のオリオンフライトに回数を回してくれたメンバーの皆さんに、感謝します。
次は「自分が!」という流れになれるよう、皆さん頑張りましょう!

  ファイルも落ち着いてます       スムーズな引き起こしに移行      着陸後の記念写真! (^o^)/

2022/ 9/11 本田航空研究会様が浜北滑空場を訪問。Super DIMONAもFly In!

本日は、本田航空研究会様(以下本田様)が浜北滑空場を訪問されました。
本田様は関宿滑空場で、モーターグライダーのHK36 Super DIMONAとピュアのASK21を飛行機曳航で運航されています。
地上部隊は各々車で前日に浜松に入られ、夜は当クラブ有志との懇親会を開催。電動プレーンのエクスペリメンタルの話で盛り上がりました!
当日は、関宿滑空場からHK36 Super DIMONAでFly Inされました。
お互いに良い機会なので、本田様の皆さんにはYSCの尾輪式G109b又はウインチ曳航によるASK21のフライトをして頂きました。
またYSCメンバーは本田さんのSuper DIMONAでのフライトをさせて頂きました。G109bと違ってエンジンがとってもパワフル!
滑走開始から速度の乗りが早く、当然、離陸距離・時間が早く且つ上昇率もとっても良い!またノーズギヤ方式で地上走行がとても楽。
次回はYSCが関宿滑空場へ訪問する予定です。それにしてもSuper DIMONAに乗り換えたいですね~!



2022/ 8/20 浜松市消防航空隊ヘリ「はまかぜ」見学会

<スカイスポーツ連盟 萩原会長から>
浜松市消防航空隊の皆様
見学会には62名の来場者がありました。 お母さんに連れられた子供たちの笑顔や「浜松市にこんな航空隊があって守られていると思うと幸せです」との声も頂きました。猛暑の中そして常に臨戦態勢の中、時間を割いていただき本当にありがとうございました。
準備に当たったスタッフにも感謝します。
- YSC迫田部長報告から一部抜粋 -
ヘリを近くで見る、実際に触れてみることは、とても興奮されていたように思う。
またご家族連れのあるお母さまからは「浜松にこんな立派なヘリがあって、市民を見守ってくれることを誇りに思う」とのコメントを頂きました。
<消防隊員の方からのコメント>
・今回のように近くで見てもらえることはなかったので、とても良い機会を頂けた。
・浜北滑空場空の日イベントが恒例化されるなら、貢献します。
<YSC迫田部長所感>
浜北滑空場を知って頂き、多くの方々に航空を身近に感じていただき、お子様たちにも将来の夢につながるような、非常に良いイベントだったと思います。
参加された皆様には、大変ご苦労様でした。

    ホイスト救助デモ         「はまかぜ」見学&記念撮影      当日のサポート全員で記念写真

2022/ 5/22 朝から昼過ぎはサーマル、その後コンバージェンス

朝一発目のオリオンは古賀が搭乗し11時過ぎに発航。運悪くヒューズ切れで離脱260mと低かったものの、弱いサーマルから徐々に高度を上げ、最後は積雲の吸い上げで最高高度1,050mまで上昇。まずは北9Kmの光明山をクリアし1時間余りで交代。
続く田中さんのフライトでは若干最高高度が上がって1,350m。同じく光明山をクリアした後、袋井の宇刈まで進出。積雲が少なくなった後の午後3時を過ぎた頃から遠州プハッチが浮き始めたので、2時間半程で急遽呼び戻し再び古賀が搭乗。
15時50分に離陸。こんな遅い時間帯にも拘らず第二旋回点付近ですぐに良い上昇気流にヒット! このワンサーマルで一気に1,000m超え。
すでに上空は積雲が広がっていて雲の下ならどこへ行ってもプラス。雲底高度はやはり1,350m。ヤマハ発動機の袋井GPC~袋井テストコース~ヤマハ葛城ゴルフコースから、掛川の自宅近くまで回る。そこから滑空場までの9Kmを直線で戻るも失高70mで到達!
まだ1,000m以上あるので一気に気田川までの往復で高度処理し着陸。最終フライト着陸まで上昇気流が全く衰えなかったためコンバージェンスによるものと思われます。朝からこれが発生していればもっと楽しめたのですが・・・。

2022/ 5/ 8 二名で単座Discus独占フライト。最高高度2,200m

複座機が運航中止の為、田中教官と私、古賀の二名で単座Discusのフライト。
午前中は割と西風が強くサーマルも崩れていて、古賀:1発目は上がれず敢え無く10分で着陸。
お昼に離陸した田中教官も最初は上がるのに苦労していましたが、それからグングン上がって久しぶりに北の佐久間町訪問フライト達成。
結果は、… 「Max. 2195mMSL, Gain 1870m, 78.31km(OLC), 52.8km(FAI), 1h46mのフライト」


この後すぐに古賀2発目で離陸。今回は西風は治まり場周コース上で強いプラスをゲットし一気に800m。同じく北を目指し光明山へ。
ここで更に上昇し秋葉山上社に1,200mで到達。北には良さげな積雲。天竜川から切り立った西斜面で午後のサーマルを期待し前進。
Runwayから北22Kmほどの佐久間町上平山西斜面で更にゲインし久々に最高高度2,170m(2,200MSL)に到達。瞬間バリオ+5!
ここから一気に南進し、初めて磐田のヤマ発本社工場を訪問。そこから袋井テストコースを回って着陸。1h44mのフライト。
ちなみに南の新東名高速道路を渡ってからは一つもサーマルに当たらず、氷の上を滑るようなフライト。やっぱり攻めるなら「山」!
結局本日は、二名で三発のフライト。最高高度2,200m、距離も80~100km程をフライトし計4時間弱浮いていました!


- 2021年の訓練、トピックス -

2021/11/28 終日安定したブルーサーマルで全機滞空



予報に反して昼前まで北風が残り正午前に漸く発航開始となりましたが、終日安定したサーマルコンディション。
完全にブルーでも、当たればmax.6ktで4500ft.
GPSログでMax.1412m … 船明から月あたりの東岸。 北の光明山を周回。
川村さんと田中教官が上がった13:00-14:00頃が一番良かったのかも?

単座オリオンの伊藤さんも、Max.1350mで秋葉山まで遠出し、2時間弱のフライト!

2021/11/ 7 静大ヒコーキ部の学生さん達が人生初フライトを体験

静大ヒコーキ部の学生さん達が、今日は人力飛行機製作の手を休め人生初のフライトを体験しました。グライダーとモーターグライダーの二手に分かれて体験して貰いましたが、三次元の動きをコントロールする操縦感覚は如何だったでしょうか?
(感想を聞き漏らしたので、また来て教えて下さい!)
生憎の曇りで上昇気流はありませんでしたが、視程は良く遥か北東方向に雪を被った富士山も望めました
が、上空で外の景色をゆったりと見てる余裕はあったかな?

2021/10/ 2 好天の下、技術会体験搭乗会を開催

毎年お天気に悩まされていたヤマハ技術会体験試乗会ですが、今年は台風一過の晴天の下、盛況のうちに無事終了しました。
体験試乗会は午前・午後及びグライダーとモーダーグライダーの各班5名に分け、計4班の20名が体験搭乗しました。
体験搭乗では積雲が出ている時間に飛べた人は、上空700mを超え360°の遠州地方の景色を堪能できたと大変喜んでいました。
パイロットはもっと飛びたかったようで「4ktで2500ftを上昇中でも、10分で呼び戻される」との事でしたが、それはダメです!
また普段見れないグライダー曳航のウインチ側見学もあり、縁の下の力持ちが大馬力EGで曳航する様子に皆さん興味津々でした。

2021/ 8/ 1 林さん、浜北初単独おめでとうございます!

林さん、浜北初単独おめでとうございます!
ご本人からコメントを頂きましたので、下記に掲載させてもらいました。
『皆様のおかげで単独飛行できました。ありがとうございます。記憶の限りですが、WT単独は約30年ぶりだったと思います。
 ウインチ曳航は離陸開始から離脱までの時間が短いため、慣れるのに少し時間が掛かりましたが無事離陸でき良かったです。
 上空では離脱高度よりも高く滞空でき、遠州灘も望めグライダーを堪能できました。空はいいですね。今後ともよろしくお願いします。』

2021/ 7/18 朝からクラウドストリート発生!全機降りてきません

今日は朝からクラウドストリートが発生し、グライダーは全機上がってしまい降りてきません。
しかし室井教官曰く「久しぶりの荒れたサーマルと格闘。でも雲底が低くてスッキリしないフライト」だったそうです。
一方でモーターの体験フライトが多数あり、20分間隔位で離着陸しました。地上にいる間は家族の皆さん含め賑やかでした。

夕方には暑さと荒れたサーマル格闘で単座パイロットは皆さん疲れてしまい、撤収前1時間ほどを田中教官が余裕のフライト。
こちらも「誰も飛びたがらないので、撤収前に1時間ほどTRNG。強い所では5kt位で上がる…けど、雲底が低い」。意外に見かけ倒し!?

2021/ 5/28 鈴木さん念願の滑空機上級自家用操縦士に合格!

YSC及びEGCの方々の協力を頂き、この日鈴木さんが念願の滑空機上級自家用操縦士に見事合格! おめでとうございます! (^o^)/
本人から実地試験の感想を貰いましたので、アップしました。
--- 以下、原稿のまま ---
『大学1年生の時に航空部に入部してから6年ほど経ちましてやっとライセンスを得ることができました。一時はフライトがいやになりライセンスは諦めていました。しかし、縁があってYSCに入りまして再びライセンスを目指そうと思い、今回の受験に至りました。
受験時は2日間に渡り行われました。
1日目にオーラルを行い、2日目に実技を行いました。両日ともに散々な内容でしたが、無事に合格することができました。
これも教官、メンバーの方々のおかげだと感じております。今後は、試験での反省を踏まえて精進していきたいと思います。』

2021/ 5/15 土曜振替で、単座はビッグフライト!

急遽振替した土曜フライトは終日好条件となり、単座は3発で4+02'のビッグフライトとなりました!
好条件の時にのみ参加するのか、田中教官が来ると好条件になるのか(?)不明ですが、ビッグフライトのレポートを貰いました。

日曜の雨を見越して、だめ元の土曜振替え運航 …望外の好天でした。北20kmで積雲の横、5,000ftクルーズ。
ウインチ側のトラブルで発航中断が何度かありましたが、少なくともDiscusチームは楽しめました。
私は1時間余りのFLTで、 獲得高度:1,173m 、最高高度:1,527m 秋葉~春野~森ルートでOLC距離59km、FAI△50kmでした。(by 田中)


続いて、私、古賀も今年初単座で午後3時に離陸。撤収間際まで1時間40分のフライトを堪能させて貰いました!
北の山側にクラウトストリートが続いていたのでまずはそちらを狙い最高高度1,400mに到達。そして十数年ぶり位(?)に山頂にある秋葉神社上社を周回した後に、東の葛城ゴルフ場、そして南のヤマハ大久保グラウンドまで800m~1,000mを維持して三地点周回距離55Kmを、楽にフライトできました。獲得高度:1,050m 、最高高度:1,400m 秋葉~森~豊田町ルートでOLC距離55kmでした。



 実は、豊田町方面の進出は初めて。(いつも雲がなくて行けない・・・(>_<) )

2021/ 4/11 5週間ぶりのフライトで、ビッグフライト!

漸く5週間ぶりにフライト! ビッグデーとなり田中教官は龍頭山までビッグフライト!
このビッグフライトの模様を、田中教官からレポートして貰いました。
田中です。11日のレポート;
高気圧にドップリ覆われてるものの、南縁に沿って流入する低層の暖気と上空の気圧の谷に伴う寒気の間で不安定化。予想図では南北の収束帯が示されていて、悪くない気配。実際に、早くから滑走路の東2km程に南北の雲列が形成され、14:25離脱点から粘って800mまで上げてそこに取り付けば、あとは14:48光明山1300m~15:00秋葉山1500m~15:04瀬尻1700m~15:09竜頭山まで楽に北上できました。最高高度1774mMSL。帰路、南東進しましたが春野方面は低調;雲を狙って西に転針し光明山経由、阿多古方面に寄り道して15:49帰投。予報は高度を含めて、ほぼ当たってたようです。(by 田中)
  

  写真では瀬尻から北上中で、左が佐久間方面、右前方が竜頭山です。

2021/ 3/ 7 吾妻さんが無事ファースト・ソロ達成!

最終フライトで、吾妻さんが無事ファースト・ソロを達成されました! 吾妻さん、おめでとうございます!
離陸~上昇、離脱、場周経路のフライトも問題なく、ファイナルアプローチも安定し、 最大の課題だった接地前の引き起こしも極めてスムーズで、これまでのフライトの中で一番のデキではないかと思えるフライトでした。下記は吾妻さんからのファースト・ソロの感想です。(by 古賀)

『昨日のデブリーフィングや本チェーンメールでお祝いいただきありがとうございます。10年かけて ファースト ソロフライト に出れましたが、最初は到底ソロなど無理だろうと思っていたり、途中に長いブランクがあっただけに、喜びより驚きの方が大きいです。又、ファースト ソロフライト中は恐怖からピリピリ緊張するかと思っていたのですが、 実際には今までの訓練を丁寧にトレースするのに終始した冷静なモノでした。そして、今までの訓練とはコンスタントに参加していたここ3~4年の経験であり、時間を置かない 訓練参加 が上達のポイントなのだと思いました。』
『冬が残っている曇りの天気だけに、年寄りの冷や水になってしまうバケツ水かけは勘弁してもらいました。まだまだ、先は長いのでこれからもよろしくお願いします。』(by 吾妻さん)

    離陸準備中です           無事着陸後のツーショット      当日の参加者全員で記念写真

2021/ 2/15 「二輪車のような航空機」の紹介

クラブメンバーの一人、竹之内さんが目指す「二輪車のような航空機」を紹介します!
ヤマハ発動機(株)では、自発的研究を奨励する「5%ルール(注)」があります。これを活用し他のメンバーと共に職場近くの倉庫を借り、4年前からこの秘密基地でご覧の小型飛行機の組み立てを進めてきたそうです。 そしてそれがだんだんと形になって来ました。竹之内さんからは、「毎週土曜9時から作業しています。お気軽にお越しください。もう少ししたら本気でエンジン回し始めますよ~!」とのことです。
(注) 事業に直結した日々の研究活動とは別に、就労時間の5%を自発的な研究に充てることでエンジニアとしての幅をひろげ、イノベーションを創出していく活動のこと。

 「右から二人目が竹之内さんです」
詳細は下記、ヤマハ発動機(株)のニュースレターのURLより参照下さい。
 左の絵をクリックしてください。(外部サイトへ遷移します)

2021/ 2/14 川村さん初の最高高度1,400m到達ビッグフライト!

川村です。個人的には初めての遠距離フライトとなった2/14のレポートです。

年が明けてから週末は強風と雨が続いていたので今年初めてのフライト。
午前の1本は沈下帯の中での約3分のフライトで、午後も特に期待せずに田中教官に「場周経路と旋回の練習をしたい」と伝えて14:39テイクオフ。
たまに上がる人、粘る人が出てきている中で、場周経路チェックポイントの東側でサーマルにヒット!(教官にはサーマルが見えるのか?)
+1m/s強の上昇気流の中で回り始め途中からは+2~3m/sレベルも。
自分で操作をすると速度が落ち着かず、コアからずれてしまったと思うが上がってくれる。高い高い!視程もよく浜名湖が輝いて見える!
高度1200m付近まで上げて北に移動をしてみるが沈下帯があり、何となく上げた場所に戻ってきて高度600m。
「どうしたい?」と聞かれているうちに再度サーマルにヒットし教官はクイックに旋回開始。
上がり始めは「小国神社に行こうか?」と言っていた教官の気が変わり、今度は1400mまで上げてから再び北へ向かう。
船明ダム,天竜ボート場,横山橋,気田川との合流点を見ながら高度1200m程で秋葉神社上社の上空へ到着。
そこで100m程度上げてから今度こそ小国神社方面へ。(実は教官は信心深い?)
学生時代にハンググライダーで飛んでいた自分の感覚だと戻れるのか?辿り着けるのか?心配でしたが、 余裕の高度で森町のゴルフ場上空へ着き(ホッとしました)、小国神社も見て回りました。
初めての遠距離(30km程度),長時間(1時間18分)のフライトでしたが、楽しかった反面、旋回中のピッチコントロールの下手さを思い知ったフライトでした。
 

HP管理人:古賀は、ヤマハ株社員の方2名の体験搭乗パイロットを務めました。残念ながら上昇気流にはヒットせず・・・。(>_<)
次回は是非モーターグライダーの体験搭乗で、浜松市街や浜名湖などを空から見て下さい。
 また遊びに来てね~! (^o^)/

2021/ 1/30 モグラの1回搬送化プロジェクトが鋭意進行中

モーターグライダーの2回搬送(胴体と翼で二往復)が、参加人員不足と搬送時間増でMGの稼働率を下げていました。
これをなんとか改善しようと、迫田部長のイメージスケッチから始まった1回搬送化プロジェクトが現在鋭意進行中です。
あまり費用を掛けず知恵を出して素晴らしいアイデアとなり、それぞれの部員がそれぞれに出来ることで協力し、「思い」が「形」になって来ました。



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